印旛日本医大駅近くの温泉「舞姫の湯」にどっぷりと浸かって、まだ時間は昼にも関わらず既に旅行終了モードが漂うおいら達。
13時を過ぎてさすがにお腹も空いてきたので、舞姫の湯の軽食コーナーで何か食べようかとも思ったけれど会員料金と一般料金とで100円近く料理の値段が違うのでなんだかげんなり。
仕方がないので「いには野バリオ」に戻って何か飲食店を探してみることにしました。
いには野バリオには飲食店が４軒ほど並んでいました。
定食屋に寿司屋にラーメン屋に喫茶店に…。
この中から選ぶしかないのですが、どの店もそこそこお客さんは入っているようです。
個人的には寿司が気になったけれど、カウンター式で回転しない寿司屋で梅にぎりでも1,500円ぐらいから。
これは予算オーバーな感じです。
その隣に「らーめん絆」というラーメン屋があったので入ってみました。
店は座敷に座るタイプのテーブルで、郊外店にあるような雰囲気を受けます。
メニューを見ると「ラーメン」「チャーシューめん」「野菜つけめん」「担担麺」とシンプルなメニュー。
たぶん醤油ラーメンというか中華そばなんだろうなぁ、と思いつつラーメンと野菜つけめんを注文してしばらく待つことに。
おいらの予想に反して、やってきたのはこんなラーメンでした。
なにこれ！？ 青葉っぽいラーメンだ…
鶏がらスープの中華そばが出てくるとばかり思っていたおいらには衝撃的です。
鰹節ベースの魚介スープと豚骨の動物系のスープを混ぜ合わせた魚介豚骨ダブルスープのラーメン。
そして中太のストレート麺。
ラーメンの方も見かけに違わず美味く、病み付きになりそうな味です。
近年東京では主流になりつつあるラーメンの形式を印旛村で遭遇することになるとは。
これはびっくりです。
太めの麺にニンジンやキャベツなどの野菜を炒めたものがスープの中にたっぷりと入っています。
野菜を炒めることで、特にキャベツの香りがスープに混ざってとてもいい香り。
このつけめんは普通に美味しいのだけど、なんだか懐かしさも感じます。
この香り…８番らーめんだ！
富山県民なら誰しもが食べたことがあるラーメン、「８番らーめん」。
元々は石川県のラーメンチェーンで特に北陸地方では絶大なシェアを誇っているのですが、その「８番らーめん」の一番人気のラーメンがキャベツや野菜を炒めたものをラーメンの具として乗せる「野菜らーめん」。
まさに「野菜らーめん」を髣髴とさせる味で、元々の味に加えて懐かしさ補正も合わさって非常に嬉しいつけめんでした。
元々のラーメンも充分濃厚な味なのだけど、濃さが足りない方にはだし入り鰹節を加えることでより濃厚な味わいになるようです。
おいらもちょっと入れてみたけれどもややくどい味になったので個人的には合わなかったけれど、酒を飲んでいた時とかつけめんの味が薄くなってきたときとかはこれを加えるとよいのかも。
まさか印旛日本医大駅で美味しいラーメンに出会えるとは…
都内から印旛日本医大駅までは片道約1,000円という運賃だけど、何かしら来ることがあったら温泉と合わせて寄りたい店になりました。
※らーめん 絆
住所：千葉県印旛郡印旛村舞姫1-2047
TEL：0476-98-2314
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