富山地方鉄道の電車も不二越・上滝線から始まって立山線、地鉄本線と全て乗車したし、過去に南富山駅行きと富山大学前行きの路面電車に乗っているのでこれで全線制覇…というワケではなく、実はまだ乗っていない路線がありました。
それは…


セントラム9000形。

ちょうど1年前に開業した、富山地方鉄道の路面電車、富山都心線(環状線・セントラム)。
今回のフリーきっぷでは鉄道のほか路面電車や路線バスも乗り放題。
路面電車も乗り放題切符なのだから、せっかくだからセントラムに乗ってぐるっと1周してから帰りたいところです。

唖然ああっ! 停留所にセントラムが停まってる!

ちょうど路面電車の停留所にデ9003が停車していたので乗りたかったのですが、信号の関係で乗ることが出来ず、目の前で発車してしまいました。
富山都心線の運行ダイヤは基本的に10分おき。
そのためしばらくの間待つことにしました。


富山地方鉄道7000形電車。

富山地鉄軌道線の主力車両である富山地方鉄道7000形電車。
路面電車の屋根部分にまで広告看板がついていてやや派手なものになっています。
基本的にはこの赤線にクリーム色と緑が定番カラーになっています。


富山地方鉄道8000形電車。

そしてこちらは1993年より導入された富山地方鉄道8000形電車。
やや左右がスリムになった感じの車両です。
これらの路面電車の他に2010年より導入されたサントラムというLRT車両もあるのですが、残念ながら10分間の待ち時間の間に見ることは出来ませんでした。


セントラム9000形(灰色)。

そしてようやくやってきたセントラム。
今回乗車したのはデ9002、銀色の車両です。
セントラムには白、銀色、黒色の3種類の車両があり、それぞれ環状線を運行しています。
先ほど黒色の車両を逃したので、あと10分待ったら…とは思うのですが、富山都心線は約20分で1周するので、待っていても来るのはまた黒色の可能性が高いので乗ってしまうことにしました。


セントラム9000形車内。

セントラムの車内はこのような感じです。
富山ライトレールの車内や万葉線の新型車両のような、綺麗な車内です。
富山駅前からは降りる人が多く、あまり乗車する人がいませんでしたが途中駅でどんどん乗車し、気がついたら一杯になっていました。


セントラム車内から富山城を見る。

富山都心線では新しく、富山城の周辺も通過します。
そのためセントラムの中から富山城を見ることが出来ました。
雪がかぶった富山城もなかなか味がありますね。


夜になったらライトアップしてた。

ちなみに帰りにもう一度富山城周辺に来る用事があったのですが、そのときは富山城がライトアップされ、辺りの木々には電飾がついてイルミネーションが見られるようになっていました。
雪も降ってきてなかなか素敵な感じになっていたので、これをセントラムの中から見たらそれはそれで楽しいかもしれませんね!

◆富山帰省&鉄道ぶらり旅
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