トロリーバスで室堂駅に到着しました。
ここ室堂駅は標高2,450m。
日本一高い鉄道駅として、また立山登山の玄関口として知られています。


室堂駅。

室堂駅にはこれから黒部ダム方面に向かう人、そして立山登山の人の両方が集まり大変混雑していました。

唖然なんという人の量だ…

あまりの人の混みようにこれまたびっくり。
軽く土産物屋を見たところで室堂駅の外に出てみました。


立山はもう間近。

室堂駅から出ると、すぐに立山登山の遊歩道が伸びています。
そしてたくさんの観光客が立山を観光していました。

立山観光は小学校の遠足で立山登山に行って以来なので何年ぶりになるのでしょうか。
せっかくなので立山登山…といきたいところですが、ここから登山するには時間が遅すぎること、また無謀すぎる装備なので軽い散策のみ行いました。


登山…は無理です。

立山登山のための遊歩道もあります。
天然記念物、絶滅危惧種も多くいる立山なので、遊歩道の箇所以外は立ち入り禁止になっています。
時折立ち入り禁止区域に雷鳥の姿を見かけることが出来ますが、この日は見つけることが出来ませんでした。

だいたい観光したところで、路線バスに乗って美女平駅に向かいます。
このバスのルートは春頃だと路面部分のみ除雪され、雪の大谷と呼ばれる観光スポットになりますが、今の時期だと当然ながら雪はありません。
またバスは曲がりくねった道を約1時間かけて運行するため、途中で眠くなってきて…
気が付いたら次の目的地、美女平駅に到着しました。
美女平駅の標高は977mと、室堂駅から1,000m以上も下ったことになります。


美女平駅のケーブルカー。

美女平駅から立山駅まではケーブルカーに乗車します。
美女平駅にも展望台があり、観光できるようになっていましたが、すぐにケーブルカーに乗れるとのことで早めにケーブルカーに乗ってしまいました。
立山ケーブルカーもまた最大角約29゜という急斜面を走るケーブルカーです。
また、ケーブルカーには珍しく貨車台があり、荷物を積むことができるようになっています。
元々は立山黒部アルペンルート建設のための資材運搬用の荷台だったそうですが、現在は一般用の大きな荷物を運ぶためにも使用しているようです。


立山駅から富山地方鉄道。

立山ロープウェーの立山駅に到着しました。
こちらで立山黒部アルペンルートを無事踏破することが出来ました!

唖然とりあえず富山駅まで行かないとなぁ…

立山駅からは富山地方鉄道に乗り換えて、富山駅行きの電車に乗ります。
残念ながら快速、急行電車は当分待つことになりそうだったので普通電車でのんびり乗車することにしました。
今年2回目の富山地方鉄道乗車なので、雪のない車窓はどうかなぁ、と楽しみながら車窓を眺めていました。


電鉄富山駅に到着。

そして終点の電鉄富山駅に到着しました。
時間はいつの間にか16時になっていました。

朝8時に信濃大町駅を出発して、たっぷり観光もして富山駅に16時に到着ということは、約8時間じっくりと堪能したことになりますね!
とても楽しい旅になりました!

◆初秋の黒部ダム観光の旅
初秋の黒部ダム観光の旅【目次】



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