レモンラーメンが食べたい。

あかり姉さんがかなり前に「東京染井温泉 Sakura」という温泉施設で食べたレモンラーメンをもう一度食べたい! とリクエストしてきたのですが、そのお店でも期間限定の創作メニューだったので現在は食べられません。
レモンラーメンというと、岡山県の一部で食べられているご当地ラーメンらしいのですが、東京でそれを提供している店はあるのだろうか…

調べてみるとあるものでして、都営新宿線の大島駅近くにあるとのこと。
ちょっと遠いのと、都営線に乗換だとやや割高になるので、思い切って都営1日乗車券を購入して日暮里舎人ライナー、都バス、地下鉄を乗り継いで大島駅に向かいます。


りんすず食堂。

こちらがレモンラーメンを提供するという「りんすず食堂」。
店の前には「リンカーン」や「ぶらり途中下車の旅」など、いろんなテレビ番組で紹介されたことをアピールするようなPOPがいくつも貼られていました。
店内は丁度満席直前という感じですぐ食べられそう。
というワケで入って食券を購入し、しばらく待ちます。


中華そば。

レモンラーメンも気になるけれど、おいらが注文したのはりんすず食堂の一番押しの鶏天ラーメン(750円)です。
鶏天はどうやら別で提供されるようで、まず提供されたのは普通のラーメン。
まずは鶏天を乗せずに普通に味わいます。

煮干し・鰹だしのそばつゆをベースにした、鶏だし、野菜だしのトリプルスープ。
細いストレート麺で、ラーメンというよりも蕎麦っぽい感じです。
あっさり味のこの中華そばに鶏天を入れることで脂分を足す、ということなのでしょう。


鶏天乗せ。

早速鶏天を投入…と思ったのですが、鶏天が予想以上に大きくてまずそれにびっくりです。
3切れ入れてこの大きさ。しかもまだ半分も投入していません。
鶏天を入れると、衣の油がスープに溶け、天ぷらとスープがとてもよく合います。
まさに蕎麦かうどんのようなスープなだけあります。
鶏天とラーメン。まさに最高の組み合わせで絶品の一杯になりました。


これが噂のレモンラーメン。

そしてあかり姉さんが注文したのはこちらのレモンラーメンです。
麺を負い隠すように敷き詰められたレモン。
これだけでもインパクトが絶大です。

スープをすすってみると、レモンの香りと酸味、そしてほのかな甘味が。
この酸味と醤油味が合うのでびっくりです。
このフルーティーなレモンラーメン、意外とさっぱりして食べやすいのが面白いですね。

とはいえ、レモンを長くスープに浸けていると、今度は渋味が出てくるので適当なところで引き揚げます。
残ったのはさっぱりとしたスープと麺。
具がないのは寂しいですが、鶏天を乗せるとこれまた面白い味に…
鶏のから揚げにレモンが合うのと同じで、鶏天とレモンスープがよく合います。
これはこれで絶品の組み合わせでした。

いやはや、このラーメンはやられました。
また行きたいけれど、なかなか通える場所ではないのでまた何かの機会に行きたいですね。

※りんすず食堂

住所:東京都江東区大島5-7-3 成毛ビル1F
TEL:090-8845-2248


◆関連日記
東京染井温泉Sakuraとレモンラーメン。
Due Italianのレモンラーメン。



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