4日目の予定は函館からスタートします。
函館駅周辺のJR駅を回りつつ、これから完成予定の北海道新幹線の新駅、そして同時に第3セクター化される江差線、さらには昨年廃止になった江差線区間も散策してゆく予定です。
まずは五稜郭駅に向かいました。


JR五稜郭駅。

五稜郭駅に到着しました。
現在は津軽海峡線、函館本線の中継駅としてそこそこの存在感を放っている駅ですが、来年3月の北海道新幹線開業によってどうなってしまうのか、個人的に気になる駅です。
五稜郭駅を出て、桔梗駅、七飯駅と寄り道をしてある駅に向かいます。
それは…


JR新函館北斗駅。

現在建設中の北海道新幹線新函館北斗駅です。
建物や周辺の道路はほとんど完成していて、あとは北海道新幹線開業に向けて調整をしている感じでしょうか。
これからの北海道の玄関口はここになる、ということで今後が気になります。

ちなみに現在七飯駅止まりの列車がいくつかあるけれど、新函館北斗駅まで延長になるのか、それとも函館駅までの快速列車が走ることになるのか…
このあたりのダイヤも今後気になります。


江差線普通電車。

新函館北斗駅を見たところで一旦南下して、今度は江差線に沿って走ります。
七重浜駅、上磯駅と寄り道をしてゆきます。
江差線は北海道新幹線開業とともに第三セクターの道南いさりび鉄道に移管されてしまうため、今のうちに来ておきたかったところでした。


JR木古内駅。

木古内駅に到着しました。
木古内駅は北海道新幹線の停車駅になる予定ということもあり、駅前再開発が行われていました。
ちょうど北海道新幹線開業とともに廃止される特急白鳥が到着するところで、なかなかいい瞬間を見ることができました。
木古内駅まで来たので、ここから2014年5月12日に廃止された江差線区間をたどるルートも気になりましたが、今回は他の寄り道もあったので海岸線に沿って走ります。


道の駅しりうちと旧知内駅。

木古内駅から南西方向に約10km進んだところに道の駅しりうちがあります。
知内町は演歌歌手の大御所、北島三郎さんが生まれ育ったところ。
そのため道の駅も北島三郎さんの演歌ポスターがあちこちに貼られている、そんな道の駅ですが今回来たのはそれが目的ではありません。

道の駅の隣にある建物…
これこそがかつて知内駅だったところです。
現在は北海道新幹線の湯の里知内信号場として生まれ変わるための工事が行われており、現在は物置となり、入ることができません。
昨年3月に廃止になったとはいえ、当時の駅の面影がうっすらと残っているのはほっとします。

この旧知内駅を過ぎるとすぐに青函トンネルの入口につながることになるため、この道の駅しりうちが見えたら青函トンネルなんだ…と思いつつ、ここを後にしました。

◆秋の津軽海峡ぶらり旅
秋の津軽海峡ぶらり旅【目次】



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