462段の階段を登って、ようやく地上に到着しました。
階段を登り切ったところでほっと一息です。


やっと地上に出ました。

土合駅の地下ホームと地上ホームとの間には、道路を挟んで陸橋が続いています。
外側から見ると赤い屋根の建物なのですが、中から見ると石でできた古びた通路のようです。
窓があるのでどんな景色が見えるのかな、と思って覗いてみると…


中学生が記念撮影中。

唖然土合駅前で記念撮影とな!

先ほど見かけた中学生の団体が記念撮影をしていました。
たぶん卒業アルバムで使う写真になるんだろうなぁ…とか思いつつ眺めていると、ちょうど土合駅前からバスが停まっていてバスが出るところを確認。
さすがに今からバス停に向かっても間に合わないので、約30分後にやってくる次のバスに乗る予定です。


上りホームも見ておこう。

土合駅の改札まできたとき、このまま改札を出ようと思ったのですが、今出るとたくさんの中学生がいそうなのでもうちょっと時間を潰したいところ…
そう思って土合駅の地上ホームも見て回ることにしました。
改札を抜けずにそのまま進むと、土合駅の地上ホームが見えてきました。


ところどころ紅葉もしてる。

土合駅の地上ホームにはほとんど人がおらず本当に静かです。
これこそが秘境駅たる雰囲気ですね!

冬に来たときは雪でホームが埋まり、夏に来たときは緑の風景。
そして秋の今は一部ですが紅葉していて、ススキがなんとも秋らしさを感じます。
もう少し秋が深まったときは土合駅のホームからも一面の紅葉が見れそうですね。


臨時の普通電車が!

土合駅前に路線バスが到着するまでしばらく時間があるので地上ホームでぶらぶらしていると、突然電車の音が聞こえたので何かと思ったら電車がやってきました。
時刻表では確認していなかった電車なのでびっくり。
何かと思ったら秋の間は上越線水上駅~長岡駅の間で臨時列車が1本増発しているそうです。
これから谷川岳ロープウェイ方面に向かう予定のため乗らなかったけれど、何人か乗車したり下車していたので臨時列車の需要はあるようです。

だいたい見るべきものは見たので上り線ホームから出て、土合駅の改札を抜けました。


駅ノートには松山せいじ先生のイラストも。

土合駅の待合室は特に変わりなく、登山をする人への警告の看板があったりするぐらいであとはただ広い空間です。
その中でかつてスタンプが置かれていたところに駅ノートが置かれるようになっていました。
そういえば松山せいじ先生も駅ノートを描いたとか前に聞いたっけ…ということを思い出したので過去のノートも含めて探してみたところ、確かにありました。

せっかくなのでおいらも駅ノートを書いていると、後ろの方で電車が停車するような音が…
何事かと思って見てみると、北越急行のゆめぞら号が停車しているではないですか!!

唖然ゆめぞら号が土合に来てる…。清水トンネルでプラネタリウム!?

慌てて時刻表を見ると、先ほどの臨時列車の普通電車の後にゆめぞら号が土合駅に停車するようでした。
しかも運行は今日10/17のみのようです。
後から水上駅に行ってSLみなかみ号を撮影するついでに見れたらいいな…とおいらの心の中にとどめておきました。


土合駅外観。

土合駅は相変わらず雄大な建物で見ていると本当に落ち着きます。
おいらが好きな駅舎のベスト3に間違いなく入るぐらい、印象深い駅舎です。
一昨年の夏に訪れたときからずっと土合駅の向かって右側の改修工事を続けているのですが、まだ終わっていないようで工事用の柵が取れていませんでした。
何の改修かは知りませんが、駅舎は老朽化が進んでいるのでしょうか…。

10:20頃になると先ほどの中学生の団体もみな登山に向かったのか人がほとんどいなくなっていました。
残っているのはこれから谷川岳ロープウェイに向かうバスに乗る観光客ぐらい。
気になるのは女性客が多く、いわゆる鉄道ファンっぽい人は2組ぐらいいるかどうかという感じです。
やはり鉄道ファンは中央線201系や西鉄2000形のさよなら運転の方に注目しているんだろうなぁ…
そんなことを思いつつバスを待っていました。

…しかし、この時は気づいていなかったけれどおいらの計画はどんどん狂いつつあったのでした。

◆土合駅上りホーム 普通電車発車


◆秋の水上温泉旅行
秋の水上温泉旅行【目次】


◆関連日記
土合・湯檜曽・水上 ~トンネルと雪と温泉と~【土合駅上りホーム篇】
鉄道トンネル堪能の旅【土合駅地上篇】



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