2011年に埼玉県川口市と鳩ヶ谷市が合併して新川口市となってちょうど1年。
それを記念して、川口市と旧鳩ヶ谷市を結ぶイベントをということで「川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり」が企画されました。
市民への浸透は薄かったのですが、徳川将軍役を松平健さんが担当、一般公募で大名行列に参加できるということもあり、じわじわと知名度を上げてゆきました。

約1,000名の行列のうち、一般公募は200名。
応募は800名を超え、約4倍の倍率でしたが無事おいらとあかり姉さんの双方が当選することができました。
リハーサルをこなし、ついにやってきました本番の日。
雨天順延と言われていたけれど、なんとか晴れが見えた今日の天気でほっとしました。
集合場所の川口駅横のキュポ・ラに向かいます。


◆関連日記
「川口宿・鳩ヶ谷宿 日光御成道まつり」大名行列リハーサルに参加してきた。
川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつりに参加します。

出立式の準備中。

集合時間は7:30。
キュポ・ラに到着したのは7:10頃だったけれど、すでに会場の設営、準備はスタートしていました。
川口駅東口公共広場(キュポ・ラ広場)には出立式のための準備が始まり、既に祭りは開催に向けて少しづつ進んでいました。


更衣室。

更衣室はキュポ・ラの地下駐車場を使用します。
当選者に与えられた整理番号に対応する衣服を着用し、本番に備えます。
衣服は着物、刀、笠など、役柄によって内容は変わります。


高津衣装美術さんによる着付けサポート。

当然、着付けなんてできないのですが、着付けは衣装貸出を担当する高津衣装美術さんによる着付けサポートを行っています。
高津衣装美術はNHK大河ドラマなど時代劇で使われる着物を中心に貸し出しを行うプロ御用達の衣装美術集団。
着物の着付けから刀の差し方、笠の被り方、そして草履の穿き方まで全てサポートしてくれました。
そして待機中や何らかのトラブルがあった際の着物直しなどにも対応してくれました。

また、えらい武将役や腰元役などはかつらをかぶる必要があり、そちらは山田かつらが担当しています。
山田かつらもまた時代劇のスタッフロールではよく目にする美術演出会社で、川口市の本気度が伝わってきます。


船木屋衣装。

そしておいらとあかり姉さんはこんな衣装になりました。
おいらは幕府の下級武士役なのでこんな服装に笠を被っています。
意外と刀が人にぶつかってしまうので、刀があると思ったよりも動きづらかったです。


あかり姉さん衣装。

あかり姉さんは腰元役だったのでこのような着物でした。
この紫の矢絣の着物は時代劇でもよく見る着物ですが、どうしてもあの番組を思い出してしまいます。

唖然志村けんのバカ殿様だ…

志村けんのバカ殿様にはたくさんの腰元が登場し、この着物を着用しています。
もしかしたら同じものを使用しているかもしれません。

そんな着物を着用して、本番に備えます!!

◆日光御成道まつりの大名行列に参加してきた
日光御成道まつりの大名行列に参加してきた【目次】



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