毎年、バレンティンデーの時期になると新宿にあるラーメンの名店「麺屋武蔵」でロッテガーナチョコレートとのコラボ商品「味噌ガーナ」というラーメンが売られていましたが、今年はそんな話を聞きません。
もしや今年は味噌ガーナはないのかしら…と思っていたら、今年もありましたので早速食べに行ってきました。


麺屋武蔵 つけガーナ2015。

今年も麺屋武蔵×ロッテガーナチョコレートのコラボラーメン、チョコレートラーメンがありました。
その名も「つけガーナ2015」です。

唖然あれ? 今年は味噌じゃないの??

どうやら今年は味噌ラーメンではない模様。
すっかり味噌ガーナが定着していたので今年のネーミングはちょっとびっくりです。

販売期間は2/7~2/15までと約1週間で1日限定20食。
販売店舗は新宿本店と蒲田店のみ。
今回も激しい倍率になりそう…と思っていましたが、13時に店舗に入ったところ、時間制限もなく、またつけガーナも十分注文できる状態でした。


麺屋武蔵 つけガーナ2015。

こちらが今年の「つけガーナ2015」です!
チョコレート色をしたつけ汁に、毎年恒例のチョコレートの挽肉、香草にパプリカや株です。
早速食べてみました。


チョコのひき肉は今年も健在。

このつけガーナ2015でまず目に付くのがチョコレートの挽肉です。
この挽肉にはガーナチョコレートを半分を溶かしているとのこと。
さらにつけ汁にもガーナチョコレートを1枚分程度溶かしているのでかなりのチョコレート味になるかと思いきや、香りは十分チョコレートですが、味はそこまで甘くありません。
チョコレートと挽肉が意外と相性の良い味で毎年驚かされます。

麺を入れて食べるとチョコの甘さと節系・動物系スープとの味で何重にも深みがあるスープでこれは美味。
さらに驚いたのがパプリカや株といった野菜類。
実は柑橘系の酢に付けてあって、食べてみると酸味があります。
この酸味とチョコレートとの相性がなかなかよく、いい感じで味のアクセントになっています。

さらに隠し味としてゆずのジャムもあり、これを入れることでチョコの甘さを抑え、柑橘系の味のアクセントになりますが、パプリカなどとも被ってしまうのでこのジャムは最後のほうに入れたほうがよいかもしれません。


スープ割はミルクで。

スープ割は特製スープで割ることを薦められます。
その特製スープはなんとホット豆乳ミルク。
ミルクとチョコレートの相性は良いと思いますが、いったいどうなってしまうのでしょうか。


面白いことになっちゃったぞ。

見た目からするとかなりとんでもないことになっているつけガーナ2015。
でもミルクが入ったことでさらに味がマイルドになって、スープを最後まで飲むことができます。

美味しいですが、個人的に気になるのはゆずジャムの存在。
ゆずの柑橘系の味とミルクがどうも喧嘩しているようで、チョコが濃いときは柑橘系の風味が効いていたけれど、ミルクが入ってマイルドになるとちょっと邪魔に感じてしまうかも。
ここはバランスが難しいところですね。

総じて美味しかったつけガーナ2015。
個人的には味噌味のほうが好きだったけれど、これはこれで面白いチョコレートラーメンでした。

※麺屋武蔵
http://www.m634.com/
住所:東京都新宿区西新宿7-2-6 K-1ビル1F
TEL:03-3363-4634


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